夏の冷えは要注意 具体的な症状や対処法

今年も1年の半分が過ぎ8月になりましたがみなさま暑い夏、いかがお過ごしでしょうか。

今年は、6月後半からの蒸し暑さで早くから、エアコンがフル稼働しました。

それは、熱中症など命の危険に伴い、カラダを守る事が優先されます。

外から、商業施設などに入ると『涼しい〜!』と思いますがかなり低い温度設定になっているところも‥

ヒトのカラダは、その温度に慣らされてしまう事が往々にしてあります。

エアコンで冷やされた空気は重いので下に向かいます。

その為、足先や下半身の冷えから始まり、足の滞りやスネのコリ、重だるさや疲れに変わっていきます。

それが、悪化すると臀部や腰背中や肩へと上がって全身の冷えになると、思いの外、厄介なんです。

また、室内外の気温差から冷たい食べ物や飲み物などの摂り過ぎで内臓を冷やすことも‥

夏は、特に水分滞留が悪くなるうえ冷えにより、血流やリンパの流れが悪くなり

全身疲労、首肩こり、腰痛、むくみ、頭痛、胃腸障害、などさまざまな体調不良を起こします。

そして、この夏冷え過ぎると秋の体調不良に必ず繋がって来ます。

raffineのお客様に多い症状の傾向

サロンにお見えくださるお客さまに毎年この時期の傾向として、『足のだるさやむくみにお悩みの方』が圧倒的に多くなります。

raffineでは、ケアの始めに、触診(身体全体を触りコリや滞り冷えの状態などをみること)をします。そこで、足先に触れるとかなり
冷たいのでお伝えしますが、ご本人はそれほどに感じていません。

それくらい、身体はかなり冷えてしまっているのです。

症状は、むくみが強く足スネの滞りやこり、ふくらはぎの硬さが見られます。

そのような方は、膝下だけではなく、太ももやソケイ部の硬さも見られます。

つまり、冷えは足元から上がって太ももまで及ぼしています。

放置し続けると、腰や背中まで‥

身体の冷えとは

ここで、『冷えについて』お知らせします。

体の一部または全身が温まらず、冷たく感じる状態です。

冷えは、肩こり、腰痛、便秘、不眠、免疫力低下など、様々な健康問題の原因に繋がります。

冷えの種類は人によって異なり、大きく以下の種類に分けることができます。

  • 全身型
  • 末端型
  • 下半身型
  • 内臓型

などがあります。冷えを改善するためには、まず自分の冷えタイプを理解し対処することです。

冷えの種類と原因

* 全身型:基礎代謝が低く、体温が低いタイプ。

* 末端型:手足の先が冷えるタイプ。血行不良が原因。

* 下半身型:腰から下に冷えを感じるタイプ。座りっぱなしの姿勢や運動不足が原因。

* 内臓型:身体の内部が冷えるタイプ。胃腸の不調や冷えからくる症状が出やすい。

そこで、誰にでも対応できる対処法を何点かお伝えします。

夏の冷えにお勧めしたいセルフケア

夏の冷え おすすめ セルフケア

ご自身で行うことができるセルフケア。冷えのセルフケアはいくつもありますが、その中でも特におすすめのケアをいくつかご紹介します。

①足首回しと足指回し

足くるぶしの上は大きな血管が通っています。足首を回す事で冷えた血流の流れを良くしていきます。

足指回しは、足の指を手で持ち1本ずつ回します。回す事で、足の甲を形成する中足骨の動きに繋がり血流を良くします。

共に、左右10回から20回以上まわします。

②三陰交(さんいんこう)ツボ押し

足のうちくるぶしから指3.4本上に上がった箇所(痛みを感じる箇所)

息を吐きながら、5秒押さえる(5回から7回以上)

③足のリンパマッサージ

ふくらはぎの骨のキワを押さえたり、もんだりした後、両手で、スネから膝裏に向かい摩るように撫ぜあげる(10回以上)

④スクワット

太ももは大きな筋肉があります。この筋肉を動かすことが非常に効果的です、下半身の冷えや血流促進に繋がります。(1日20回以上・何回かに分けても可能)

【その他の対策】

  • ︎エアコン使用時にはサーキュレーターで、空気を攪拌させる
  • ︎室温計などで、温度管理をして冷やし過ぎないようにする
  • ︎室内でのエアコンは、足元にブランケットなどを掛けたり、裸足でも、足首だけレッグウォーマーで覆うなどで冷やさない工夫をする
  • ︎ 夜は、シャワーでなく、湯船に5分以上浸かり全身を温める

出来る事から始めて、冷えから始まる健康対策をしてこの夏をお過ごしくださいね。

ラフィネは、健康美で毎日過ごしやすいお身体作りをお手伝いします。

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